WHO医薬品品質と安全保障責任者のサバイン・コップ博士が中国食品医薬品検定研究院を訪問
2013年8月15日、世界保健機関(WHO)基本医薬品と薬物政策局医薬品品質と安全保障責任者のサバイン・コップ(Dr. Sabine Kopp)博士は中国食品医薬品検定研究院(以下「中検院」と略称する)を訪問した。同研究院の李雲龍院長はコップ博士と面談した。
李雲龍院長は、コップ博士と中検院との長年にわたっている深い友情と双方の業務提携を回顧したうえ、コップ博士が長い間に中検院とWHOの技術協力とスタッフ養成に大きく貢献したことに対する感謝を表した。
コップ博士は、中検院はWHOの医薬品品質制御における大事なパートナーで、グローバルな影響力を持つ機関で、WHOは医薬衛生関係の国際組織で、自らの実験室を持たないため、中検院のような国レベルの実験室に技術的なサポートを提供するのはWHOの正常機能を保持する必要な基礎だと述べた。また、WHOは今後、医薬品迅速検査技術、国際薬局方の起草、国際医薬品標準物質関係協力に関する規定の制定、人材養成などの面で中検院との協力をより深めていきたい意向を示した。
(出所:中国食品医薬品検定研究院サイト2013-08-20)