世界保健機構（WHO）が主催し、中国食品医薬品検定研究院が開催を実行するチフス結合型ワクチンの品質、安全性と有効性に関する指導原則」実施のための検討会は、2014年11月18日から20日まで、北京で開かれた。当該プロジェクトを担当するWHOの職員以外も、イギリス、アメリカ、カナダ、インド、インドネシア、タイ、韓国、日本と中国など16カ国のワクチン監督管理機関、メーカーと研究開発機関の関係者、約50人が今回の会議に出席した。

会議では、WHOのElwyn Griffiths氏はECBSの基本的な状況および2014年の主要業務について紹介し、関係専門家はチフス結合型ワクチンの臨床前研究、品質評価と臨床評価などの面に関する実践と経験および当該ワクチンの安定性研究などを紹介した。課題別報告以外、チフスワクチンの臨床評価と実験室における品質制御についてもケーススタディーの形で深く議論された。

（出所：中国食品医薬品検定研究院サイト2014-12-22）