2012年2月17日、国家食品医薬品監督管理局は通達を出し、「医療器械登録証書」の期限が切れた医療器械を利用する違法行為に対し、法律に基づき、調査、処罰するよう求めた。

　 近日、国家食品医薬品監督管理局は一部の医療機構が「医療器械登録証書」の期限が切れたイスラエルのGiven Imaging Ltd社製の「小腸カプセル内視鏡診断システム」を利用しているという内容の摘発書を受け取った。

　 上記「小腸カプセル内視鏡診断システム」（英文名称：Given Diagnostic System）は2007年2月5日に「医療器械登録証書」（登録番号：国食薬監械（進）字2007第3220250号（更）、規格型番：PillCam SB）を取得した。当該登録証書の有効期間は2011年2月25日までである。当該製品は2011年5月4日に国家食品医薬品監督管理局より登録更新申請の受理を取得し、受理番号は進11－1690である。現在において、技術審査評定の段階に置かれている。

　 国家食品医薬品監督管理局は各省（区、市）の食品医薬品監督管理局に、告発した問題に対して調査を行い、また法律に基づき、違法行為を調査、処罰するように通達を出した。

　 国家食品医薬品監督管理局は医療機構に、登録証書の期限が切れた医療器械製品を利用しないよう、そして、違法製品を見つけたら、遅延なく地元の食品薬品管理部門に検挙して報告するよう呼びかけている。医療器械の登録情報は、国家食品医薬品監督管理局の公式サイトで問い合わせることができる。

（出所：SFDAウェブサイト　2012年02月17日）