2013年1月1日、全国のラジオ、テレビ、新聞における医薬品・医療器械・健康食品広告モニタリングネットが本格的に稼動した。また、2013年2月7日、同ネットの規範的な利用を確保し、広告モニタリングをより円滑に実施するため、国家食品医薬品監督管理局はその関連業務に関する通知を発表した。

　 通知が強調しているのは、省レベルの食品医薬品監督管理機関が所管行政区域における医薬品・医療器械・健康食品の違法広告のモニタリングに対する指導と監督を強化しなければならないことだ。モニタリングネットが提供する広告モニタリング･データに基づき所管行政区域内の医薬品・医療機械・健康食品に関する重大な違法広告を調べ、関連規定に従い処置し、処置の結果を国家食品医薬品監督管理局に報告し、「広告審査監督管理システム」にデータを上げなければならないという。

　 地区（市を含む）レベルの食品医薬品監督管理機関はモニタリングネットが提供する広告モニタリング･データに基づき所管行政区域内の医薬品・医療機械・健康食品に関する重大な違法広告を速やかに調べ、処置の結果を省レベルの食品医薬品監督管理機関に報告し、国民に公開しなければならない。重大な違法広告の場合、地区（市を含む）レベルの食品医薬品監督管理機関は省レベルの食品医薬品監督管理機関からの依頼を受け、所管行政区域で当該広告に対し販売中止・期限付き是正という措置をとらなければならない。

（出所:SFDAネット2013-02-07）