国家医薬品監督管理局がテルペグフィルグラスチム注射液の上市を承認
最近、国家医薬品監督管理局は厦門特宝生物工程股份有限公司が申請したテルペグフィルグラスチム注射液(Telpegfilgrastim Injection、商品名:珮金)の上市を承認した。この薬は、非骨髄性悪性腫瘍の患者が発熱性好中球減少症を引き起こしやすい骨髄抑制性抗がん剤を投与されている場合に、発熱性好中球減少症を呈した感染症の発生率を減らすのに適している。
テルペグフィルグラスチム注射液は、Y字型ポリエチレングリコール(PEG)修飾ヒト顆粒球コロニー刺激因子(rhG-CSF)であり、骨髄造血幹細胞から顆粒球への分化を刺激することにより顆粒球の増殖、成熟および遊離を促進し、末梢血中の好中球数を回復させることにより、化学療法後のがん患者における感染症の発生率を減らす。この品目の上市により、患者にはより多く治療選択肢を提供している。
(出所:国家医薬品監督管理局サイト2022-06-30)