2023年5月16日午後、国家医薬品監督管理局の焦紅局長とドイツ連邦医薬品医療機器庁のカール?ブロイヒ局長は、『中華人民共和国国家医薬品監督管理局とドイツ連邦共和国医薬品医療機器庁の共同声明』(以下、『共同声明』と略称)。『共同声明』では、両当事者間の将来の協力分野と方向性を明確にし、医薬品?医療機器の法規制、安全性情報、審査、検査、人材交流、技術協力の分野で双方の協力をさらに強化する。

　　『共同声明』に署名する前に、焦紅氏はカール?ブロイヒ氏一行と業務会議を行った。焦紅氏は、昨年11月に習近平国家主席がショルツ首相と会談した際、現在の国際情勢は複雑で変化しやすく、影響力のある主要国として、中国とドイツは変化と混乱の時代において未来志向の全方位戦略的パートナーシップを構築するために協力すべきであると述べた。医薬品及び医療機器の監督管理分野において、中国とドイツは長期にわたり、良好な協力関係を維持しており、広範な共通の利益も共有している。国家医薬品監督管理局は人民至上と生命至上を堅持し、法制度をさらに改善し、新薬や優れた医薬品の上市と医療機器におけるイノベーションのペースを加速し、規制科学の応用及び国際交流を強化し、規制制度の構築を継続的に推進し、規制能力の向上を継続的に強化し、人々の医薬品の安全性を確保し、製薬産業の発展を促進する。双方協力の新たな出発点を通じて、両国の両医薬品規制当局間での交流と協力がさらに強化されることを期待する。

　　カール?ブロイヒ氏は、中国とドイツの医薬品規制当局間では緊密な交流を維持し、世界的な多国間協力に共同で参加してきたと述べた。『共同声明』の枠組みの下、医薬品?医療機器規制分野における双方の協力をさらに強化し、両国国民に共同の利益がもたらされることを期待する。

　　科技国合司、医薬品登録司、医薬品監督管理司、機器登録司、機器監督管理司の関係者が会合に参加した。

　　(出所：国家医薬品監督管理局サイト2023-05-16)