2023年2月9日、国家医薬品監督管理局と中国医学科学院の臨床試験機関の評価キックオフ会議とデータ共有契約調印式が北京で開催された。国家医薬品監督管理局党組織メンバーであり、副局長である趙軍寧氏が会議に出席し、演説を行った。

　　党中央と国務院は科学技術革新と医薬品監督管理を非常に重視し、国家医薬品監督管理局は習近平総書記の「4つの最厳」要求を誠実に実施し、「政治を重視し、監督管理を強化し、安全を確保し、発展を促進し、人々の生活に利益をもたらす」という理念に従い、中国における科学的医薬品監督管理制度の構築を強力に推進する。2020年10月、国家医薬品監督管理局と中国医学科学院は協力協定を締結し、医薬品医療機器監督管理科学研究院を共同で建設すること、臨床試験機関の評価は双方の協力分野における重要なタスクである。臨床試験機関の評価は、臨床試験機関の一般化および標準化された評価基準と細則を策定し、中国の臨床研究センターの階層型管理を模索し、中国の臨床試験機関の発展のための新しいパターンと新しい態勢を構築する。評価業務の展開を通じて、臨床試験の質とレベルの向上を全面的に推進し、医薬品の安全性と品質監督管理を確保し、医薬品監督管理能力を向上させる。

　　趙軍寧氏は、すべての関連部門と機関が緊密に協力して、医薬品監督管理科学の新しいツール、新しい方法、新しい基準を積極的に研究?開発し、評価作業が着実に実施され、評価作業のレベルを高め、中国の医薬品の革新的なエコシステムの構築を推進する。大局に奉仕することと、国際的な医薬品監督管理の先進レベルに到達することを目標として、全体的な計画と段階的な実施の原則に従い、機関の評価を通じて、臨床試験機関のレベルを継続的に向上させる。革新的医薬品の同時研究開発、審査、登録に助力する。医薬品規制に関する科学的研究成果の変換を引き続き強化し、医薬産業のより高いレベルの発展を促進し、医薬品使用における人々の安全を確保する。

　　会議期間中に、国家医薬品監督管理局薬審センター、検査センター、及び器審センターは、それぞれ中国医学科学院と臨床試験機関の評価データ共有協定を締結した。中国医学科学院院長の王辰氏、党委員会書記の姚建紅氏、中国薬学会理事長の孫咸澤氏が会議に出席した。国家医薬品監督管理局の関連司局及び直属部門の関係責任者が会議に出席した。

　　(出所：国家医薬品監督管理局サイト2023-02-10)