1月11日、国家医薬品監督管理局副局長である趙軍寧氏は、医薬品審査センターを訪れ、「新型コロナウイルス感染症の治療における漢方薬の臨床上のメリットと有効性評価に関する専門家シンポジウム」に参加した。張伯礼院士、王埼院士、仝小林院士、丁桜国医大師、晁恩祥国医大師、劉清泉、張忠徳等15名院士、国医大師及び中医臨床専門家の意見と提案を聴取した。

　　シンポジウムでは、専門家各位は新型コロナウイルス肺炎の治療における中医薬の臨床実践に基づき、現在の新型コロナウイルス感染症の異なる段階の臨床症状と中医臨床治療のニーズ、及び新型コロナウイルスの治療における漢方薬の臨床上のメリット、機能?特徴、及び有効性の評価要件について十分に意見を表明した。

　　趙軍寧氏は、今回のシンポジウムは、国家医薬品監督管理局が新型コロナウイルス感染症の治療薬の審査と承認業務の展開を加速するための重要な措置であり、中国共産党第20回全国代表大会の漢方薬の伝承?革新?発展の促進に関する重要な戦略的展開を断固として実行し、漢方薬の科学的監督を積極的に発展させ、漢方薬の臨床的価値を客観的に評価し、公衆衛生事件に対応する上で漢方薬の積極的な役割を重視し、審査と承認のプロセス全体加速させ、新漢方薬の上市プロセスを加速させる。専門家の発言の重要な視点を注意深く研究し、引き続き感染症流行期における漢方薬の応急審査と承認の経験をまとめ、新型コロナウイルス感染症の治療薬の品質管理をしっかりと行う上で、中医薬の役割を十分に発揮し、国民の医薬品ニーズを保障すべきである。

　　会議はオンラインとオフラインを組み合わせて開催される。国家医薬品監督管理局登録司、薬審センターの関連責任者が会議に出席した。

　　(出所：国家医薬品監督管理局サイト2023-01-12)