2022年12月14日の夜、BRICS医薬品規制協力会議がオンラインで開催された。この会議は中国国家医薬品監督管理局が主催し、ロシア連邦保健省、商工省、衛生監督管理局、ブラジル国家衛生監督庁、南アフリカ医療製品規制当局などのBRICS医薬品規制庁が会議に参加し、医薬品規制の革新、規制検査、国際協力などのトピックについて議論した。中国国家医薬品監督管理局副局長である趙軍寧氏はオンラインで会議に出席し、演説を行った。

　　会議で、趙軍寧氏は「新型コロナウイルス感染症の影響下における中国の医薬品監督管理の国際調整と協力」と題する基調演説を行い、伝統医学分野における中国の多国間、二国間及び国際化の医薬品監督管理の成果を紹介し、以下の3つの提案を提出した。即ち：BRICS医薬品規制機関による「医療製品監督分野における協力に関する了解覚書」の実施の促進、二国間及び多国間分野での調整と協力の継続的な深化、伝統医学分野での協力の促進。ロシア保健省の医薬品?医療機器部門の責任者であるAisylu Kamaletdinova氏は、「ロシア連邦におけるCOVID-19医薬品の流通の監督」と題する基調演説を行った。南アフリカ医療製品規制当局の局長であるBoitumelo Semete-Makokotlela氏は、新型コロナウイルス感染症との戦いにおける南アフリカの国際協力策を共有した。

　　「医薬品規制の革新の促進」及び「規制検査」のトピックの下で、中国国家医薬品監督管理局医薬品登録司の副司長である余歓氏、医薬品監督管理司の副司長である李茂忠氏、ロシア保健省のAisylu Kamaletdinova氏、商工省のDmitry Bolotov氏、及びブラジル連邦衛生監督庁のLaila Sofia Mouawad氏が相次いで発表した。最後に、BRICS諸国は交流と議論を行った。

　　BRICS諸国の代表は、中国国家医薬品監督管理局がBRICS医薬品規制庁協力会議を主催したことに感謝し、中国が2022年の主催者として関連作業を促進するためのたゆまぬ努力を行っていることを高く評価した。各組成メンバーは、開放?包摂的、協力?ウィンウィンというBRICS精神を維持し、国際組織業務と国際ルール作りの分野で実質的な協力を引き続き深め、より高いレベルの開放性を促進し、BRICS諸国の人々の健康に貢献する。

　　(出所：国家医薬品監督管理局サイト2022-12-15)