2018年1月26日から27日まで、全国食品医薬品監督管理および党風樹立、廉潔政治推進会議は北京で開催された。国家食品医薬品監督管理総局党組織書記、局長の毕井泉氏は会議に出席し報告を行った。
会議では、2017年、全組織は党の第十九回大会の精神を徹底的に発揚し、人民を中心とし、リスク制御、重大問題の解決、審査承認制度の改革、基本的能力の向上、企業の主体的責任遂行、社会による共同管理などで画期的な成果をあげたと指摘された。2018年、食品医薬品監督管理業務は習近平新時代の中国的社会主義思想に基づき、人民を中心とし、穏やかに進むという基本的方針を貫き、食品と医薬品安全保障レベルの向上を目標とし、食品安全戦略を実施し、医薬品と医療機器審査承認制度の改革を深いレベルまで推し進め、食品と医薬品の品質向上を促進し、国民がより安心なに飲食環境を築き食品と医薬品を購入し、より快適に生活できるよう努めるとビジョンが述べられた。
また、主に以下の8つの業務に重点的に行うを置くという。一つ目は、食品と医薬品リスク制御を厳格に行い、添加剤違法使用、食品と医薬品偽造品の生産と販売、誇大広告および学食安全問題などの解決に注力する。二つ目は食品産業チェーン全体の品質向上を促進し、栽培と養殖、貯蔵と運輸、加工、流通、消費の各プロセスをコントロールし、飲食業の完全レベルを高める。三つ目は医薬品と医療機器の健全な発展を推進し、上市許可保有者が確実に責任を果たすよう促し、注射剤再評価を行い、ジェネリック医薬品品質と治療効果の一致性評価を推し進め、企業が直接副作用有害事象を報告する制度を確立する。四つ目は生産と経営に携わる企業の現場検査に力を入れ、企業が承認されたフォーミュラと手順に従って生産を行うよう督促し、生産過程の規範化を保障する。五つ目は抜取検査とモニタリングに注力し、類別、項目、企業、エリアと業態をすべてカバーし、抜取検査の目標を正確に設定する。六つ目は法律と法規を整備し、食品と医薬品偽造行為の取り締まりを促進し、刑罰の実施、責任者の懲罰を厳しく行う。七つ目は「インターネット+」食品医薬品安全モデルの実施を推し進め、監管方法を革新し、監管の能率を高める。八つ目はプロの検査員チームの育成を促進し、監管を直接行う職員スタッフの業務能力を高め、監管水準をより向上させる。
(出所:CFDAサイト 2018-01-28)