2月24日、全国医薬品抜取検査業務会議は成都で開催された。会議では、全国食品医薬品監督管理業務会議の精神に関する学習が行われ、いかにそれらの精神に基づいて関係業務を徹底的に実施するのかについても検討され、2016年医薬品抜取検査業務が全面的にまとめ、2017年医薬品抜取検査業務の重点任務が割り当てられた。国家食品医薬品監督管理総局党委員会メンバー、副局長の呉湞氏は会議に出席し、談話を発表した。
また、過去の一年間、全組織は「4つの『最厳格』」という原則に基づき、改革と革新に関する新構想のもとで、医薬品抜取検査業務を穏やかに推進し、抜取検査対象選定の正確性、情報公開の適時性、問題解決の規範性を明らかに高め、検査とモニタリングの提携を強化し、医薬品監管で重要な役割を果たした。
呉湞氏は談話で、2017年は6つの面で医薬品抜取検査業務の実施を推し進めなければならないと強調した。一つ目は綿密に計画を立て、国レベル医薬品抜取検査任務を完了すること。2017年は臨床使用量が大きく、リスクも高い138品目の品質に関する抜取検査と模索的研究を行う予定である。サンプル抽出のプロセスで、経営と使用などで直接医薬品に接する関係者から採集する基本的なサンプルの割合を高め、検査、模索的研究、重大問題の報告、照合審査などで新しい要求事項を設ける。二つ目は抜取検査のリソースを統合し、全体的な検査計画を立てること。三つ目は厳罰化の方針を堅持し、検査で不合格と判定された医薬品の処分と関係企業の処罰を適宜に行うこと。四つ目は社会による共同管理を推し進め、抜取検査に関する情報公開を適時に行うこと。五つ目は改革とイノベーションを奨励し、医薬品抜取検査の管理を適当に行うこと。六つ目は検査水準と問題発見能力を引き続き継続的に高めること。
各省(自治区と直轄市を含む)の食品医薬品監督管理総局の関係責任者、国レベル医薬品抜取検査任務の実施を担当する各医薬品検査機構の責任者、総局関係部署および直属機関の責任者が会議に出席した。
(出所:CFDAサイト2017-02-24)