2017年1月20日、国家食品医薬品監督管理総局は医薬品生産と経営関係企業が健全な追跡体制を確立するよう推し進めるために、「国務院弁公庁による製品追跡体制の確立に関する意見」(国弁発〔2015〕95号)と「食品医薬品監管総局による食品医薬品関係生産経営者の追跡体制整備に関する意見」(食薬監科〔2016〕122号)に基づき、上市許可済み医薬品の「国家医薬品標準コード」に関する情報を全部公開した。
2009年から、中国では、上市許可済み医薬品に対し、標準コードの発行を実施された。医薬品登録管理弁法に基づいて上市が許可された医薬品にかかわる特定生産企業、名称、剤形、規格などの情報の唯一の表示である。標準コードは基本的には14桁の数字からなるが、必要に応じて一次元コード、二次元コードまたは電子ラベルなど多種な様式を採用できる。
標準コードは追跡用コードの作成でも使用できる。各品目の標準コードはすでにオンラインで公開されてきた。国家食品医薬品監督管理総局は企業による追跡体制の確立を促進するために、標準コードをまとめて再度公開し、随時に更新することになった。
関係企業は同総局のウェブサイトにアクセスし、ホームページにおける「申請表、データおよびソフトウェアのダウンロード」(http://www.cfda.gov.cn/WS01/CL1928/)のところで関係情報とデータを調べることができる。
(出所:CFDAサイト2017-01-20)