「第十一期五ヵ年計画」期間中に、中国食品医薬品検定院は著しい成果を収めた。全国各級の食品医薬品検査機構は各種類の検査任務を計200万回近く完成させ、また国家評価、抜取検査を展開し、計467種のリスクが高い品目の30万回の評価、抜取検査を完成させた。実験室総面積は「第十期五ヵ年計画」末期の18万平米から65万平米までに拡張した。国は情報化建設に2.9億元近くを投資した。検査の能力は著しく強まり、63箇所の実験室は国家実験室として認められた。

　中央財政が医療器械検査の基盤施設に対する投資は4.8億元に達した。国家食品医薬品監督管理局に認められた検査の資格を有する機構は52社にのぼり、従業員が2,000人以上に達した。

　国家級医療器械検査機構は分野別に管理する製品に対する検査能力が95％に達し、省級検査機構は市場の通常製品に対する検査能力が90％に達し、基準の制定、改訂は計571項目が完成した。

　飲食サービス食品安全に対するモニタリングの能力開発に関するプランニングを国家発展改革委員会に提出した。今まで、組織全体では100社以上の機構は食品検査の資格を取得している。

　国家科学技術の重大専門プロジェクト、サポート計画などの科学研究プロジェクトを計402項、科学研究経費を3.4億元を引き受けた。プロジェクトの参会者は延べ3,000人以上に達した。一応中国食品医薬品検定院を中心に、各省の研究所、港研究所及び関係の研究院・所が提携する技術研究の土台を構築した。計78のプロジェクトは省部級以上の科学技術賞を受賞し、その内の二つのプロジェクトは国家科学技術進歩二等賞を受賞した。

　中国食品医薬品検定院と一部の省級検査機構は世界衛生機関、アメリカ、イギリス、ドイツ、カナダ、日本などの国際組織と国々の先端実験室と幅広い提携を展開した。

　「第十一期五ヵ年計画」期間中に、中国食品医薬品検定院はおおむねに11項目の検査業務システムを構築し、計器設備が9,000台以上にのぼり、価値が3.6億元近くであった。科学研究の革新能力が著しく向上し、省部級以上の科学研究プロジェクトを153項目引き受け、省部級以上の奨励を12項目受賞した。実験室管理は国際一流のレベルに近づいている。11億元の国家投資を受けた中国食品医薬品検定院の新建設プロジェクトの工事も始まった。

（出所：中国食品医薬品検定院ウェブサイト　2011－01－21）