2月28日、全国医薬品安全特別改善プロジェクトについて、オンライン会議は北京で開催された。国家食品医薬品監督管理局長、全国医薬品安全特別整頓プロジェクト招集者邵明立氏は会議を司会した。

　会議では、この前の全国医薬品安全特別改善プロジェクトについて総括し、回顧をし、次の段階の任務をアレンジした。会議では、前の段階に、各部門は積極的に監督の職責を果たし、偽造、粗悪な医薬品、医薬器械を製造、販売する違法行為に対する厳しい取り締まり、違法広告を調査、処分する強度を強め、医薬産業構造を調整し、最適化させ、医薬品安全に対する監督管理を強化し、基本医薬品制度の構築を推進するなどの分野において顕著な効果を収めたと指摘した。

　2009年7月から、衛生部、公安部、工業と情報化部、工商総局、食品医薬品監督管理局、漢方薬監督管理局という六つの部、局は、共同に医薬品安全に関する具体的問題の整理業務を展開してきた。2年間にわたる医薬品安全と特別改善プロジェクトを更に推進することは、国務院が医薬品安全を重要な民生プロジェクトとして、より一層医薬品安全に影響を与えた根本な問題を解決し、全面的に医薬品安全レベルを向上するために、重要な取り組みと具体的な措置である。

　衛生部部長陳竺氏は、2年にわたる医薬品安全特別改善プロジェクトは2011年7月までに終了することになる。今年の下半期に、六つの部、局は共同検査評価チームを結成して、各地が医薬品安全特別改善プロジェムの実施状況に対して、全面的に検査、評価を行う予定であると強調した。同時に陳竺氏は、2年にわたる突っ込んだ改善を通じて、より一層「地方政府が全面的な責任を取り、監督管理部門がそれぞれの責任を取り、企業が第一の責任者である」という医薬品安全責任システムの構築、医薬品製造、経営規範と品質基準の整え、医薬品が市場への参入に対する管理と安全監督の強化、医薬産業の構造の最適化を行うことを通じて、医薬品品質安全をコントロールするレベルを著しくアップさせ、企業の安全責任意識と信用意識を著しく強めさせ、医薬品製造、経営の秩序を著しく好転させ、重大な医薬品品質安全の事故を著しく減少させ、国民の医薬品消費に対する自信を著しく強めさせる努力しなければならないと指摘した。

（出所：SFDAウェブサイト　2011年03月01日）