2011年3月2日午後、衛生部は北京でWHO中国駐在代表処と共同で中国医療改革の進展に関する通報会を行なった。衛生部の陳竺部長は国連中国駐在各機構と関係ある国際組織、関連國の中国駐在大使館の役員等に、中国医薬衛生体制改革深化の進展近況及び2011年医療改革の重点任務を紹介したと共に、会議参加者が提出した質問を答えた。WHO中国駐在代表蘭睿明氏が会議を司会した。陳竺部長は中国医療改革の進展情況について次のように語った。医療改革が始まって二年、すべての業務内容は医療改革五項目の重点活動をめぐって展開し、改革の各分野で顕著な効果を勝ち取った。陳竺部長は第十二期五ヵ年計画の間、医療改革は依然として衛生活動の主旋律であり、2011年は医療改革の難関に挑む年でもあるし、第十二期五ヵ年計画をつらぬく開局の年でもある。次の段階の重点は基本医療保障と基本公共衛生サービスのレベルをアップさせ、基本薬物制度を全面的に実施し、公立病院の改革試点を重点に展開するいう三つの業務であると強調した。陳竺部長は会議で、多方あるいは双方国際機構等国際社会より中国衛生体制改革に対する支持と関心を感謝すると共に、2011年に中国衛生体制改革の改革と発展に引続き支持していただけるよう希望すると語った。
北京での30以上の多国間及び双方機構の代表が100人余り会議に参加した。

(出所:衛生部ウェブサイト2011-02-10)