5月17日、国家食品薬品監督管理局高級研修学院は北京で成立大会を行った。高級研修学院は国家食品薬品監督管理局トレーニングセンターから改名されたものである。改名後、高級研修学院の機能がさらに拡大され、学校運営レベルのさらなる向上が期待できる。国家食品薬品管理監督局長の邵明立氏は高級研修学院成立の除幕式に参加、重要なスピーチを発表した。

　邵明立氏は「国家食品医薬品監督管理局はいつもチーム結成と人材養成の業務を重視しており、「第十一期五ヵ年計画」期間中に全国の食品医薬品監督管理分野全体の人材チームが成長し、構造が次第に整い、素養能力が大幅に向上し、食品薬品監督管理事業の発展を力強く促進する役割を果した。人材事業の重要性と緊迫性を十分に理解し、人材優先戦略が食品薬品監督事業の発展においての基礎的地位を十分に理解し、人材優先戦略を確固として推進する必要がある。高級研修学院の成立は、教育トレーニング局面の健全化、監督管理の特色に富んだ教育トレーニング体系の形成、国際間の交流提携の強化及び国際化の監督管理人材チームの養成に役立つことである」と指摘した。

　邵明立氏は、高級研修学院が一流の専門教育トレーニング機構になることを目指し、食品薬品監督管理人材の国際化を推進する重要な窓口になり、食品薬品監督管理分野のトレーニング特色を形成し、教材と学科の設置、教師の配置、科学研究成果などの面において特色を鮮明化し、食品薬品監督管理及び人材チーム結成の理論と実践を研究強化する必要があると求めた。

　現在、高級研修学院は学院の基盤施設、学科、カリキュラム、教材体系及び教師体制を含んだ食品薬品監督管理教育トレーニング体系の構築を全面的に発足させた。学院の制度構築と文化構築も同じ歩調で推進されている。高級研修学院は3年間で教学体系を全面的に整え、科学研究の機能を強化し、基本的なハードウェア建設の完成を図る。

（出所：SFDAウェブサイト　2011年05月19日）