7月5日、全国食品医薬品監督管理業務座談会が南京で開催された。国家食品医薬品監督管理局局長邵明立氏は座談会で重要な発表をした。全国の食品医薬品監督管理部門が胡錦涛総書記が中国共産党成立90周年祝賀会で発表した重要な講演を真摯に勉強し、社会管理の強化と革新の面において直面している新たな情勢を科学的に認識し、社会管理が食品医薬品監督管理業務に対する新たな要求を正しく把握し、監督管理メカニズムを整え、食品医薬品安全保障のレベルを高め、着実に国民の飲食・医薬品使用の安全を維持し、各業務が科学的監督管理の発展軌道に乗り込むのを促進することに努めるよう求めた。
　　
　邵明立氏は、次の段階では、食品医薬品監督管理業務は社会管理に対する強化と革新の重点を監督管理メカニズムの革新、監督管理責任の徹底化、監督管理効率の向上におくべき、各級政府、関係企業、社会組織、公衆及びメディアとの良性的インターアクションの局面の形成促進に努め、より多くの社会の力を食品医薬品安全確保という共同の目標に集めるべきであると指摘した。重点的に下記の業務をしっかり行う必要がある。

　一つ目は、責任徹底化のメカニズムを整え、食品医薬品安全に対する綜合的管理の業務局面の形成を推進し、地方政府、監督管理部門、企業がよりよく職責を遂行させることで、規範に合い、効率が高く、秩序があるという合力を形成し、綜合的に管理し、共に安全を確保するという良好な局面を形成させることである。二つ目は、国民利益維持のメカニズムを健全化し、食品医薬品安全矛盾の源に対する管理を強化し、タイムリーに国民に伝えられた各種の食品医薬品安全問題を調査して解決することで、国民が監督管理業務に対する信頼感を強めさせることである。三つ目は、社会参画メカニズムを整え、食品医薬品安全保障資源に対する綜合的利用を強化し、大学、研究機構、業界協会、企業、事業体及び社会組織との提携を強化し、各業界からの力を集めることで、共同に食品医薬品安全と市場秩序を維持することである。四つ目は科学技術保障のメカニズムを整え、科学技術が食品医薬品監督管理業務におけるサポート的な役割を果たすことで、監督管理のニーズに適応し、国情に合致し、監督管理国際化の流れに順応する技術サポート、システムを構築することである。五つ目は、政策誘導メカニズムを健全化し、医薬品医薬品安全の産業基盤を固め、一層厳しい監督管理の措置と誘導性がはっきりしたイノベーション奨励の政策を実施し、産業経済成長モデルの転換促進と食品医薬品安全における長い間の安定さと平穏さの維持促進に一層多くの努力を払うことである。

　国家局副局長呉湞氏、李継平氏、中央紀律委員会在局紀律検査組の組長于賢成氏は座談会に出席した。各省（自治区、直轄市）及び新疆生産建設兵団、計画単列市、副省級省都都市の食品医薬品監督管理部門の代表者国家食品医薬品監督管理局機関の各司・局及び直轄機関の代表者は会議に参加した。

（出所：中国医薬報　2011年07月05日）