先日、国家基本医薬品抜取検査システムの使用は正式に開始した。同システムは抜取検査業務の効率向上、抜取検査情報の整合の強化、基本医薬品抜取検査情報の全国範囲での共有化メカニズムの構築に条件を作り上げた。
基本医薬品抜取検査情報の交流と応用を強化し、タイムリーに各地の基本医薬品抜取検査業務の進展状況を把握するために、国家食品医薬品監督管理局は国家基本医薬品抜取検査情報システムの開発を組織した。同システムは元の国家基本医薬品抜取検査情報プラットフォームをベースに、最適化とグレードアップを経て開発されたものである。同システムは基礎情報の記入主体を下へ委譲し、データの項目を細分化し、記入の方式を簡略化し、データ導入の機能を強化し、品質公告と抜取検査で基準に合わないと判断された製品に対する処分などの報告方式を最適化にし、情報共有の範囲を拡大させ、統計分析の対象性と正確性を高め、また応用の拡大にスペースを予め作成した。
国家基本医薬品抜取検査システムは主に各省(区、市)国家基本医薬品抜取検査情報の管理と報告提出業務をサポートする。基本医薬品のサンプリング、検査、品質公告、抜取検査で基準に合わないと判断された製品に対する処分などの情報は同システムに入力されることになる。国家食品医薬品監督管理局は毎月に各地の抜取検査業務の状況をまとめて、またそれを各地の基本医薬品抜取検査業務に対する考査の根拠とする。
(出所:中国医薬報 2011年07月07日)