先日、「インターネット医薬品市場監督及び公共サービスのコア技術を研究開発、応用モデル」というプロジェクトの試験的業務発足会の開催につれ、プロジェクトの試験的業務は正式に発足した。
同プロジェクトとは、国家食品医薬品監督管理局に組織され、稽査局と情報事務室がリードを取る「第十一期五ヵ年計画」の国家科学技術サポート計画の重点プロジェクトである。プロジェクトは医薬品、医療器械、保健食品、化粧品及び関係ある生産企業、経営企業、情報及び取引サービス企業と機構、医療機構及び個人消費者をカバーしている。法規、標準規範及び技術手段と結びつく方法で、インターネット医薬品の医薬品市場への参入、市場情報及び市場取引活動について、規範及び全過程においてのオンライン監督管理を行い、インターネット医薬品市場での信頼できる取引及びサービス環境を構築し、中国のインターネット医薬品市場の健康且つ快速な発展を促進することを図る。
同プロジェクトの研究成果が順調に実施されることを確保するために、国家食品医薬品監督管理局は浙江省と広東省で試験的業務を展開することを決定した。近日、それぞれ広東省と浙江省で発足会を開いた。会議では「インターネット医薬品市場に対する監督及び公共サービスのコア技術を研究開発、応用モデル」というプロジェクトの背景を説明し、試験的業務に対して具体的な要求を出し、また試験的業務を行う企業の代表者を対象にトレーニングを行った。国家食品医薬品監督管理局稽査局、情報事務室、情報センターの責任者、広東省と浙江省の食品医薬品監督管理局の責任者及び地元試験的業務を行う企業の代表者は会議に参加した。
(出所:SFDAウェブサイト 2011年07月26日)