2012年4月17日、国家食品医薬品監督管理局は北京で全国医薬品衛生体制改革を深化する業務会議の精神を貫徹するための座談会を開催し、食品医薬品監督管理部門の医薬品衛生体制改革を深化する主要な業務を明確にした。国家食品医薬品監督管理局長尹力氏は会議で、各級の食品医薬品監督管理部門は医療改革の全局における位置づけを明確にし、国務院の業務配置を全面的に実施し、有利な時期を把握し、業務メカニズムを整備させ、監督管理の能力を強め、2012年の医療改革業務をまとめて推進し、医薬品の品質を確保し、食品医薬品監督管理の業務レベルを全体的に向上させることを促進するよう強調した。
尹力局長は、今年は医療改革を深化する業務にとって、過去を受けて未来を開く年であり、今年の業務をよく運ぶこと、ひいては過去三年間収めた医療改革成果を強固と拡大することにかかわり、「第十二期五ヵ年計画」期間中の医療改革業務を突っ込んだ推進することにかかわる。食品医薬品監督管理部門の医療改革全局における位置づけとは、医薬品の品質安全を確保し、医薬品生産流通分野の改革を促進し、医療改革の全局に奉仕するのである。医療改革を契機とし、基準向上の推進、GMP、GSPの実施、電子監督管理及び免許薬剤師の配備など各監督管理業務の全面的な展開を加速させるよう求めた。
尹力局長は、監督管理を厳格し、安全を確保し、基準を高め、改革を促し、徹底化に取り組み、実効を重んじる必要がある;全過程においての監督管理に力をいれ、引き続き基本医薬品の品質安全レベルを向上させる;引き続き医薬品の源の基準、企業生産、流通配達及び末端使用のプロセスを見守る;基準向上を強化し、全品目をカバーする抜取検査を徹底し、電子監督を広め、不良反応に対するモニタリングを整え、「二つ向上と一つ降下」、即ち基本医薬品の品質制御可能のレベルを向上させ、生産企業が出荷した基本医薬品の安全レベルを向上させ、配達と使用のプロセスにおける基本医薬品の安全リスクを降下させることで、基本医薬品の品質安全を保障する。同時にジェネリック医薬品の品質一致性に対する評価業務を展開し、医薬品の生産流通分野に対する監督管理を強化し、国家局と省の局との連携及び行政的監督管理と技術的監督管理との協調を強化し、資源を共有し、速やかに反応し、リスクを予測し、有力に取締りを行われる医薬品監督管理のシステムを構築する。偽薬を取り締まる部門間の協調合同会議の役割を発揮させて、法律、規律違反の行為を厳に取り締まらなければならないと強調した。
尹力局長は最後に、各地と各部門は医療改革任務を徹底化させることを当面及びこれからの一定の段階の中核業務にして、組織指導を強化し、業務任務を分解し、業務責任を徹底させ、責任制と問責制を構築、整備し、各地の実情に見合った措置をとって具体的な実施案を講じ、タイムリーに経験を総括し、成果を強固にし、各業務任務が円満に完成することを確保しなければならないと強調した。
会議では、国家食品医薬品監督管理局は各省(区、市)の食品薬品監督管理局及び新疆兵団局と医療改革業務責任書を調印した。
(出所:SFDAウェブサイト 2012年04月18日)