先日、国家食品医薬品監督管理局は医薬品不良反応に対するモニタリングを通じて、個別の小児はベンジルアルコールを含む注射液で筋肉注射を受けた後、「臀肌収縮症」の病例報告が出たことを発見した。小児の医薬品使用安全を確保するため、国家食品医薬品監督管理局はベンジルアルコールを含む注射液取扱書に対する検査を決めた。

　 国家食品医薬品監督管理局は各省（区、市）の医薬品監督管理部門に、直ちに本管轄区内の企業が製造した関係医薬品の取扱書に対する検査を組織して、規定通りに、「本医薬品はベンジルアルコールを含み、小児向けの筋肉注射への使用を禁止」という内容を注記しないことを見つけたら、企業に直ちに取扱書修正の関係要求を執行するよう監督する。要求に基づいて修正しない場合、その発売を一律に禁止する。規定通り注記しなかった、且つ既に販売した医薬品について、企業に直ちにリコールしてもらい、そして、「医薬品管理法」の関係規定に基づいて調査して処分する。重大な状況があれば、遅延なく国家食品医薬品監督管理局に報告する必要があると求めた。

（出所：SFDAウェブサイト　2012年07月11日）