中国薬学会第二十三回全国会員代表大会は8月7日から8日まで北京で開催した。全国人民代表大会常務委員会副委員長、中国薬学会理事長、中国工程院院士桑国衛氏、衛生部長、中国科学院院士陳竺氏、中国科学協会副主席、書記処書記程東紅氏、衛生部副部長、国家食品医薬品監督管理局長尹力氏、解放軍後方勤務本部衛生部副部長方国恩氏、国家中医薬管理局副局長李大寧氏、国家食品医薬品監督管理局副局長辺振甲氏は開幕式に出席した。

　 会議では、桑国衛氏は第二十二回理事会を代表して、「力を集め、開拓革新、わが国の医薬学事業の科学的な発展を全面に推進することに新たな貢献を捧げるよう」というテーマの報告を発表した。

　 業務報告では十分に第二十二回理事会の業務成績を評価し、薬学会のこれからの4年間の業務について、桑国衛は次のように強調した。第一、突っ込んで共産党中央、国務院の科学技術体制改革の深化、国家イノベーションシステム構築の加速に関する意見、及び全国科学技術イノベーション会議、中国科学協会第八回大会の精神を徹底的に貫き、国家イノベーションシステム構築の加速をめぐって、薬学会を薬学科学技術関係者のホームをよく築き上げること。第二、学術交流の品質と効率の向上を重点に、医薬品科学技術の進歩とイノベーションに役立つ優れた環境づくりに力を入れること。第三、科学普及資源の共同建設、分ち合うをきっかけに、全面的に公民の健康科学にかかわる素養を高め、力強く科学イノベーション文化建設を育成すること。第四、組織建設とキャパシティー建設の強化を基礎に、全面的に各業務の健康的発展、科学的発展を推進すること。

　 陳竺氏は大会発言では、「第十二期五ヵ年計画」期間中に、中国は引き続き医薬品産業発展政策を整備し、「国家医薬品安全“第十二期五ヵ年”計画」を実施し、医薬品製造、流通分野での改善を推進し、医薬品品質安全に対する監督管理を強化し、医薬品品質管理規範を国際とマッチングさせることで、「第十二期五ヵ年計画」の末にジェネリック医薬品の中の基本医薬品と臨床常用薬の品質を国際の先端レベルに達させることを狙っていると指摘した。

　 尹力氏は発言では、中国薬学会は中国の最も早い学術組織の一つで、中国医薬業界の非常に重要な学会組織であり、数多くの薬学専門家と薬学科学技術関係者を集め、光栄な優れた伝統を持つものの、中国の医薬品事業の発展に重要な役割を果たしている。中国薬学会に次期理事会の指導を受けて、積極的に医薬衛生体制改革の深化に参与し、濃厚なイノベーションの雰囲気をつくり、医薬科学技術関係者の聡明な智恵を発揮し、勇敢に難関を突破することを助け、中国の医薬科学技術の速やかな発展を促進し、絶え間なく病気防止と治療のニーズを満足し、力強く医薬科学技術の常識を普及させ、科学的思想を伝播し、科学的精神を発揚し、民族全体の健康素質の向上に新たな貢献を捧げてほしいと指摘した。

　 会議の審議により、「中国薬学会第二十二回理事会業務報告」が認められ、「中国薬学会定款」などの決議を修正し、中国薬学会第二十三回理事会、常務理事会を選出した。桑国衛氏が中国薬学会第二十三回理事会理事長の再就任をした。

　 中国薬学会の各専門委員会が主催した定期刊行物、各地の薬学会及び全国医薬品研究、製造、流通、使用、教育及び監督管理などの分野からの代表者、各業界からの代表者計400人余りは会議に参加した。

（出所：医薬経済報　2012年08月10日）