2012年9月6日、国家薬局委員会と中国医薬国際交流センターが主催した第五回中米薬局方フォーラムと2012年中国薬局方科学年次会は西安で開幕した。国家食品医薬品監督管理局尹力局長と米国薬局方委員会のCEOであるRoger Williams博士はそれぞれ主催者双方を代表して挨拶をし、また基調講演を発表した。

　 尹力局長は、医薬品の安全と品質は世界各国政府と公衆が高く関心を持っていることである。医薬品標準が医薬品の品質と安全の保障にきわめて重要な役割を果たしており、薬局方標準における国際提携を強化することは、公衆の利益を守ることに求められたニーズであり、世界医薬品産業発展の成行でもある。これは進んだ医薬品管理経験が普及でき、成熟的な近代化した検出技術が幅広く使用でき、優位性の相互補完、共同発展を実現できると指摘している。尹力局長は国際提携と協調の強化をめぐって四つの提案を打ち出した。即ち、引き続き相互間の理解と信頼を強化すること；引き続き薬局方標準における国際提携のメカニズムを整備すること；引き続き医薬品標準における実質的な提携を深化すること；引き続き薬局方標準フォーラムの国際提携における役割を十分に果たさせることである。

　 本フォーラムと科学年次会は二日間の会期で、中米双方及び世界各国と地域からの50余りの専門家、学者は、各国医薬品管理機構が関係医薬品に対する管理、政策法規と技術要求、品質に対する制御の現状及び発展の成行などをテーマにして、講演、検討を行った。全国食品薬品検査組織と医薬品生産企業からの代表者400名余りはフォーラムに参加した。

（出所：SFDAウェブサイト　2012年09月07日）