中国医薬品審査センターの主催、上海市食品医薬品監督管理局の後援で、第三回中国医薬品開発フォーラムは2012年11月22日から23日まで上海で順調に開催した。
今回のフォーラムで、医薬品審査センターの張培培主任は、新薬開発の直面している現状、医薬品審議制度に対する理解及び医薬品審査センターの発展戦略についてわかりやすく説明した。中国医薬工業研究開発促進会の宋瑞霖執行会長は、医薬品監督管理制度の設計について、医薬品審査センターの馮毅主任補によるインタビューを受けた。国内外からの新薬開発政策の研究者及び新薬研究開発と生産に携わっている専門家ら計30人がフォーラムに出席した。参加者と審査センターの関係者と一緒に、誰のために新薬を開発するのか、新薬開発の戦略がどのように決められたのか、新しい製品はどのように生まれてきたのか、どのようにしたら研究者と審査員側とのコミュニケーションをスムーズに進められるのか、新薬開発におけてのリスクと責任等の内容をめぐり、包括的な討論を行った。そして、中国の新薬開発がどのような方向に進むべきか、どのようにしたら順調に進められるべきか、どのようにしたらより 先へ進められるべきかなどの課題への対策を論議した。
医薬品審査センターは今回のフォーラムが開催される前に、事前データを入手するために、現在に新薬開発を従事している企業に対し、組織の構成、研究開発モデル、戦略決定モデル、投資モデル、里程標と見なされる方策、コミュニケーションシステム、撤退メガニズムなどの核心的な問題について、アンケート調査を実施した。その結果としては、回収したアンケートは880枚、有効回答は767枚であったことが分かった。これを十分に調査と研究した上で、今回のフォーラムのテーマを決めた。全国30の省、自治区、直轄市からの医薬品生産、研究開発、監督管理に携わっている代表者は400人以上がフォーラムに出席した。中国科技部、工業情報化部の関係部署の指導者らも多忙ながらフォーラムに出席した。
(出所:CDEサイト 2012-11-27)