最近、チベット、新疆、青海、寧夏、甘粛、四川、雲南、貴州、陜西、重慶、広西、内モンゴルなど西部地域の12の省（自治区と直轄市を含む）の一部の薬局における医薬品電子監督管理試行プロジェクトの調印式が武漢で開催された。プロジェクトの対象になった最初の47，595軒の薬局は電子監督管理のためのソフトウェアとハードウェアを整備した。これにより、医薬品の電子監督管理は生産、卸売の分野から小売の分野まで広がった。

　 今後本格的に開始するこのプロジェクトは、国家医薬品監督管理情報化の重要な部分である。中国は、2008年より医薬品の電子監督管理が実施され始め、2010年10月までに、電子監督管理ネットワークのメンバーになった医薬品メーカーは全国範囲で3060社になり、電子監督管理ネットワークのメンバーになった卸売業者は12,459社になり、登録と取消の日間電子監督管理用コードは22-27億に達した。

　 調印式当日、国家食品医薬品監督管理局の孫咸栄副局長は同式に出席し、プロジェクトの実施、アフター管理、効率的な応用などについての要求を述べた。

（出所：医薬経済報2013-01-04）