2013年1月1日、全国の地域・市のラジオ、テレビ、新聞での医薬品、医療機械、健康食品関係の違法広告のモニタリング・ネットワークの稼働が始まった。
2012年初、国家食品医薬品監督管理局は全国の地域・市のラジオ、テレビ、新聞での医薬品、医療機械、健康食品関係の違法広告のモニタリング・ネットワークを確立する目標を立て、天津、河北、遼寧、河南、湖北の五つの省と市で試行した。7カ月の運営で同ネットワークはオペレーション・インタフェースがシンプルでわかりやすく、データ伝達が素早く、問合せ機能が強く、統計機能が包括的で、データ処理が適時かつ正確で、現地の違法報告の状況を客観的、全面的に把握できることがわかった。同ネットワークの稼働によって、監視員の仕事量は以前ほど多くなくなり、各地域と市の広告モニタリング様式が変更され、その広告監督管理の重点も単なるモニタリングから違法広告の処罰に移転し、地方における広告監督管理作業の能率を高めた。
国家食品医薬品監督管理局は、各級の食品医薬品監督管理機関に対して全体的な指示に従い広告監督管理部署の共同会議という協力システムを充分利用し、違法広告の規制に一層力を入れ、モニタリングで発覚した違法広告を素早く工商機関に報告し、取調べと処分を依頼することを求めた。必要のある場合は、地元の党委員会と政府に報告し、メディア管理部門にも通知し、地域と市レベルの広告モニタリング・ネットワークの役割を充分発揮させる、としている。
(出所:SFDAサイト2012-12-31)