衛生部は今年5つの総合改革を重点として促進
2013年1月7日、2013年度衛生関係事業の全国会議が北京で開かれた。2013年、衛生部は引き続き医薬衛生体制の改革の深化を衛生関係機関の中心的任務とし、「基本を確保、基層を強め、体制を確立」という原則に従い、キーポイントとなる問題の解決に力を入れ、政策と措置を完備させ、サービスのレベルアップと改革効果の向上を重要視しなければならない。
衛生部陳竺部長は現在、改革が高難度な分野まで進み、難関克服の時期に入ったため、中央政府による全体計画と要求に従い、医療保障、医療サービス、公共衛生、医薬品供給と監督管理体制の5つの分野における総合改革を推し進めなければならないとしている。
また、陳竺部長は監督管理と経営の分離、行政機能と公共事業運営の分離の促進に力を入れることを要求した。全国の衛生システムのもとで、監督管理と経営の分離の有効的な様式を模索しなければならない。また、行政機能と公共事業運営の分離を推し進めるために、政府は資産管理、財務の監督管理、業績評価の責務を履行し、医療機関は責任を持って人材選抜などを行うという。職種設定、人材採用、内部分配などを行う権力を公立医療機関に与え、マクロ的には制約を加え、ミクロ的には活気をつけるよう努めるとのこと。
(出所:医薬経済報 2013-01-09)