2013年1月28日、「中検院(中国食品医薬品検定研究院の略称)がWHOバイオ製品標準化と評価の提携センターに認定およびWHO医薬品品質制御実験室認証に合格」総括会議が北京で開催された。WHO駐中国代表蓝睿明博士はWHOマーガレット・チャン事務局長による賀状を読み、挨拶を述べた。全人代常務委員会桑国衛副委員長、国家食品医薬品監督管理局尹力局長、孫咸澤副局長及び関係部署の責任者が今回の会議に出席した。中検院李雲龍院長が会議の司会を務めた。
桑国衛委員長は談話で、中検院設立以来60年の発展史及び中検院とWHOの協力と交流を回顧した。また、中検院とWHOがハイレベルで協力を展開する状況は、我国の「国家医薬品安全十二五企画」の実施と、世界最大の発展途上国としての我国における医薬品品質、安全性、有効性の向上、我国の医薬産業のモデル・チェンジとレベル・アップ、健全なる発展、世界進出に重要な意義を持つと述べた。
尹力局長は中検院がWHOバイオ製品標準化と評価提携センターに認定されたことは、中検院の技術力がWHOに認められたことの証であり、我国のバイオ製品監督管理レベル、医薬品検査技術力と品質管理レベルが絶えず向上していることの結果でもあるとコメントした。さらに、中検院が今回のことを機に、業務能力の向上と専門人材チームの結成に力を入れ、医薬品品質保証のレベルと医薬品監督管理科学化のレベルを一層高め、我国の医薬品、バイオ製品監督管理のレベルを絶えず向上させ、国際業務において、より重要な役割を果たすよう期待していると述べた。
(出所:SFDAサイト2013-01-29)