2013年、医療改革はより深くまで進んでおり、、堅塁攻略の段階に入った。任務と目標をよりはっきりとし、職責をしっかりと割り当てるために、国務院弁公庁は最近、「2013年度医薬衛生体制改革深化のための主要業務分担」(以下「業務分担」と略称する)を印刷して配布した。
「業務分担」では、国務院の第12期五カ年医療改革企画に基づいて重点任務と主要目標が決定され、「2013年度政府業務実施報告書」と国務院第一次全体会議で決定した医療改革深化のための重点任務が細分化された。
また、「業務分担」では、全民医療体系の確立の加速化、基本医薬品制度と末端医療衛生機構運営の新しいメカニズムの整備、公立病院改革の促進、関係分野の改革の促進という4つの面をカバーする26の業務が決定された。26の業務は以下のとおりである。
1、基本医療保険カバー率を高め、保障水準も穏やかに向上させること。
2、重大または特別な疾病に対する保障と救援メカニズムの確立を積極的に促進すること。
3、疾病応急救助制度の確立を積極的に促進すること。
4、医療保険金支給制度の改革を深めること。
5、基本医療保険に関する管理の能力とサービスレベルを高めること。
6、政府がサービス購入を行なうという形で、資質を有する商業保険機構に医療保障管理サービスの提供を依頼することを引き続き促すこと。
7、従業員向け医療保険、都市部住民向け医療保険と新農合(新型農村協力医療制度)に対する管理職責を統合し、統合作業を行う期間における引継ぎをきちんと行い、制度の穏やかな実施を確保すること。
8、2012年度版国家基本医薬品目録を使用すること。
9、農村部衛生室の基本医薬品制度実施を引き続き推し進めること。
10、業績評価メカニズムの革新を行うこと。
11、安定的で長期的な効果をあげる多ルート補償メカニズムを整備すること。
12、末端組織のサービス能力を引き続き高めること。
13、農村部医者補助政策の実施を促進すること。
14、末端医療衛生機構長期債務の解消業務を完了し、新しい債務の発生をしっかりと防止すること。
15、国が決定した第一陣県レベル公立病院(漢方病院を含む。以下同様)における総合改革試行の経験をまとめ、改革であらわれた新しい問題の解決を研究すること。
16、県レベルの病院のサービス能力を高めること。
17、都市部公立病院改革の試行を促進すること。
18、国民に利便性とメリットをもたらす措置の実施を続けること。
19、社会による医療をしっかりと促進すること。
20、医薬品価格形成メカニズムを整備すること。
21、国家基本公共衛生サービスプロジェクトの実施を続けること。
22、重大公共衛生サービスプロジェクトの実施を続けること。
23、衛生関係人材育成・採用制度の革新を行うこと。
24、医療衛生サービス関係資源の配分をより最適化にすること。
25、医療衛生情報化を推し進めること。
26、衛生関係の全業界に対する監督管理を強めること。
(出所:国家衛生と計画生育委員会サイト2013-07-25)