新版国家基本医薬品応用手引きの発行
2013年8月29日、2012年版国家基本医薬品臨床応用手引き(以下「2012年版手引き」と略称する)と処方集が発行された。国家衛生計生委員会は通知を発表し、2012年版手引きと処方集の医薬品調達、診療行為の規範化、医薬品使用の合理化とレベルアップにおける積極的な作用を十分発揮するよう求め、今年の年末までに2012年版手引きと処方集の末端でのトレーニングを完成する必要があるのも強調した。
2012年版手引きと処方集は、国家基本医薬品目録に基づいて化学医薬品とバイオ製品、漢方製剤という2つの部分に分けられている。そのうち、化学薬品とバイオ製品の部分は19大疾病の254病種をカバーし、目的別に老人、女性、児童向け診療と合理的な医薬品使用に関する内容が追加された。漢方製剤の部分は173種の漢方治療病種をカバーしたほか、177種の西洋医薬治療病種も含む。また、漢方医療と西洋医療に携わるスタッフが合理的に漢方薬を使用するよう導くために、この部分では、児童医薬品に相応しい剤形、規格や漢方注射剤および併用薬などの注意事項について細かく規定された。
(出所:中国医薬報2013-09-02)