2013年12月26日から27日まで、全国食品医薬品監督管理および党風樹立廉潔政治建設業務会議が北京で開催された。この会議では、党の第十八回三中全会、中央経済業務会議、中央農村業務会議の精神が発揮され、翌年の食品医薬品安全業務を円滑に実施するために汪洋副総理が出した重要な指示も伝えられ、2014年度食品医薬品監督管理と党風樹立廉潔政治建設業務の割り当てが決められた。国家食品医薬品監督管理総局局長、党組織事務総長の張勇氏が業務報告を行った。中央紀律検査委員会の国家食品医薬品監督管理総局に駐在した紀律検査グループ長である李五四氏が党風樹立廉潔政治建設の実施に関する報告を行った。国家食品医薬品監督管理総局副局長、党組織副事務総長の尹力氏が会議の総括を行った。

張勇氏は業務報告で2013年の食品医薬品監督管理業務をまとめ、現在の食品医薬品監督管理業務の実情を客観的に分析し、党の第十八回三中全会の決議が食品医薬品監督管理業務の実施に明確な方向性を示したと指摘した。また、三つの革新に重点を置き、力を入れなければならないと述べた。一つ目は監督管理メカニズムの革新を行い、統一的で権威を持つ監督管理体制を整備すること。そのために、市・県レベルの機関はできるだけ早く準備を整え、末端組織も力を合わせ、揺るがずに食品医薬品監督管理体制の改革を推し進めなければならない。二つ目は監督管理制度の革新を行い、基礎を固め、長期計画を立てること。「最も厳しくて全過程をカバーする監督管理制度を確立する」という目標のもとで法律・法規の修正を速め、標準の制定と修正に力を入れ、制度と規範を整備しなければならない。三つ目は監督管理方式の革新を行い、監督管理の能率を高めること。新しい情勢、新しいチャレンジ、新しい要求に直面し、根本からの管理を強化し、全過程への制御に力を入れ、科学的に監督管理を行い、能率と効果に対する監督管理の能力を高めなければならないという。また、張勇氏は、2014年は食品医薬品監督管理関係新設機構が基礎を築き、発展を図るための大事な一年だと強調した。改革を深め、発展を促進し、監督管理を強化して安全を保障し、能力を高めて基礎を築くという全体構想に従い、「二大項目の管理」の実施と「四通りの能力」の向上に重点を置き、各業務の実施を統括しなければならないという。

尹力氏は会議の総括で、汪洋副総理による重要な指示に従って、今回の会議の精神を発揮し、元旦・春節期間中の監督管理業務をしっかりと実施し、来年の重点業務を円滑に実施するために具体的な要求を述べた。

（出所：CFDAサイト2013-12-27）