2015年6月24日、国家食品医薬品監督管理総局が主催する2015年発展途上国医薬品監督管理分野局長研修コースは北京でスタートした。アルメニア、カメルーン、チェコ、ナイジェリア、パレスチナ、スリランカ、タンザニアなどの国の医薬品監督管理機関の局長および関係官僚が研修コースに参加した。国家食品医薬品監督管理総局の呉湞副局長は始業式に出席し、挨拶を述べた。
呉湞副局長は挨拶で、長い間、中国と多くの発展途上国はお互いに理解し、サポートし、平等に付き合い、密接な協力を行い、国家主権と民族尊厳の維持、経済発展と民生改善、世界平和の維持と発展途上国権益保護などの分野で提携し、深い友情を築いたと述べた。
また、発展途上国は「協力でウィンウィン、バランスよい発展、共同安全」という監督管理関係国際協力理念に従い、協力をより強化し、お互いに習い、長所を伸ばして短所を補い、共に進歩し、全人類の健康を守るための国際監督管理で、重要な影響力と積極的な役割を発揮しようと提案した。
中国の食品医薬品監督管理機関の関係責任者は医薬品監督管理、登録、標準と検査体制交流などの進捗状況について、研修員たちと意見を交換した。また、研修員たちは北京、上海などの医薬品監督管理機構を訪問し、医薬品の生産・流通に携わる企業を現地視察し、交流を行う予定であるという。
(出所:CFDAサイト2015-06-25)