国家食品医薬品監督管理総局は2015年6月に国務院の許可を得たうえで、国際医薬品監督管理機構連盟臨時管理委員会に正式に加盟し、関係業務に携わることになった。
同連盟は各国医薬品監督管理機構首脳レベルの新しい国際協力メカニズムの一環と位置づけら、その目的は現存の国際協力活動を十分に利用、指導するうえで、戦略と企画に力を入れ、監督管理手段を革新し、国際協力管理の能率を高め、資源を有効的に利用し、医薬品監督管理協力を推し進め、医薬品の生命周期全体向け監督管理メカニズムの同調化を促進し、各国医薬品監督管理機構に業務能力向上のためのサポートを提供することにある。現在、同連盟臨時管理委員会のメンバーは中国、カナダ、アイルランド、アメリカ、ブラジル、欧州連合、イタリア、オランダ、シンガポール、日本、オーストラリア、南アフリカ、イギリスなど13の国と地域の医薬品監督管理機構を含む。
同連盟臨時管理委員会に正式に加盟することは、国家食品医薬品監督管理総局が国際医薬品監督管理の成功経験を参考とし、国際通則と標準を把握し、医薬品監督管理の国際化水準を高めるよう役立て、我国医薬品監督管理業務水準の全面的向上を促進できる。また、国家食品医薬品監督管理総局が多国間外交の場で積極的に役割を果たし、多方面の資源を利用し、注目される戦略上優先的に開発される分野で監督管理の協力を行い、我国のためにより多くの利益を獲得することにも役立てる。
(出所:CFDAサイト2015-06-24)