10月13日から14日まで、中国食品医薬品検定研究院が主催し、上海食品医薬品包装資材検測所が開催を実施する第二回全国医薬品包装資材と薬用添加剤検査・検測技術シンポジウムが上海で開催された。
中国食品医薬品検定研究院が編さんし、国家薬局方委員会が認定した「国家医薬品包装資材標準」が12月1日から正式に実施することになった。中検院の邹健副院長は今回の会議で、新標準は新しい検測方法と検査技術をたくさん増やし、ある程度で規範化し、レベルアップしたが、薬用包装資材と添加剤標準は全体から見れば、量や検査項目の設定などの面でまだ不足しており、完全なる標準システムも整備していないため、指導原則の制定、国際標準との比較などで標準システムの研究に力をいれる必要があると述べた。
中検院は実験室品質管理体制の確立を促進するために、近いうちに、「医薬品包装資材検査報告書作成細則実施規範(草案)」を発表し、全国の医薬品包装資材と薬用添加剤検査検測実験室の能力鑑定と実験室比較作業を実施する予定である。また、中検院は全国で国家医薬品包装資材と薬用添加剤重点実験室を設立し、各級検査機構の技術水準と検査能力を高めると計画しているという。
会議では、国家食品医薬品監督管理総局科技標準局、国家薬局方委員会、中検院などの関係責任者は共同で新版「国家医薬品包装資材標準」発行記念式の開始を告げた。全国の食品医薬品検査検測機構の代表は薬用包装資材と添加剤に関する新しい国家標準と要求、関係審査承認政策、重点品目の品質制御におけるリスクのポイント、迅速検査方法研究と標準の厳格化など多くの面に関する内容について意見を交換した。
(出所:中国医薬新聞2015-10-15)