2016年10月18日、中国国家薬局方委員会(CHPC)とアメリカ薬局方委員会(USP)は中米両国の薬局方関係協力を強化し、アメリカ薬局方の経験を活かし、新版「中国薬局方」の最新成果をアピールし、中国とアメリカ製薬業界の交流を促進するために、ワシントンに位置するアメリカ薬局方委員会本部で「第8回中米薬局方フォーラム」を開催した。中国国家薬局方委員会の張偉秘書長、化学医薬品標準処の張筱紅副処長、総合業務処の洪小栩副処長は代表としてフォーラムに出席し、報告を行った。また、中国とアメリカの医薬品と医薬品添加剤メーカーおよび関係製薬協会からの80名以上の代表も出席した。
フォーラムが始まる前に、中米両国の薬局方関係機関は高官会議を行った。双方はまず薬局方に関する今後の戦略、目標と業務のポイントをそれぞれ紹介し、協力を実行するために深いレベルまで検討し、薬局方標準化に関する協力の方向性と内容についてコンセンサスを得た。その後、中国国家薬局方委員会の張偉秘書長とアメリカ薬局方委員会のピエール・センツCEOは更新された中米薬局方協力覚書(MOU)に署名した。これは中米両国の薬局方委員会が2008年に初めてMOUを締結して以来、2回目の更新になり、中米両国の薬局方関係協力が新しい段階に入ったことを意味し、双方が薬局方標準化で実質的な協力を展開するよう促進するために重要な役割を果たすことになります。
(出所:国家薬局方委員会サイト2016-10-25)