2016年10月23日から25日まで、第5回漢方医薬現代化のための国際科技大会は成都で開催された。今回の大会は中国科技部、食品医薬品監督管理総局、漢方医薬局など14の中央省庁と四川省人民政府が共催したもので、「漢方医薬関係科学技術の革新と大健康産業」をテーマとし、その主旨は漢方医薬国際交流協力のための大きなプラットフォームを立ち上げ、漢方医薬の伝承、革新と発展を促進することにある。全国政協の劉暁峰副主席は大会に出席した。食品医薬品監督管理総局の孫咸沢副局長は大会および政府フォーラムに出席し、漢方薬現代化20年重大成果展示会にも参加した。

政府フォーラムの「漢方薬登録法規の国際整合」分科会は中国科技部社発局、食品医薬品監督管理総局科技標準局、漢方医薬局国際協力局など7カ所の機関が共催したものである。ヨーロッパ医薬品監督管理局ハーブ医薬品局専門家委員会、ヨーロッパ薬局方漢方薬委員会、FDA中国事務所、オランダ医薬品監督管理局バーブ医薬品局、スペイン欧州漢方薬基金と中国食品医薬品監督管理局薬化登録司、医薬品審査センターおよび国家薬局方委員会の関係者と専門家がフォーラムに参加し、漢方薬登録法規の国際整合という議題をめぐって基調講演と個別報告を行い、深いレベルまで議論した。今回のフォーラムにより、漢方薬と植物由来医薬品登録関係法規と技術要求を整合するために、長期的効果を上げる国際交流体制を確立することに関するコンセンサスが得られ、相互信頼を増進し、国際協力のための環境づくりができた。

（出所：CFDAサイト2016-11-03）