各省、自治区、直轄市および新疆生産建設兵団医薬品監督管理局、局機関の各司局、各直属部門へ：

　　「人工知能+」行動の実施に関する党中央および国務院の政策決定?手配を徹底し、「中華人民共和国国民経済?社会発展の第14次五カ年計画および2035年までの長期目標綱要」、「次世代人工知能発展計画」、「シーンのイノベーションの加速と人工知能の高度な応用による質の高い経済発展の促進に関する指導的意見」、「医薬品監督管理のネットワーク安全?情報化建設「第14次五カ年計画」」等の業務要件を実行し、医薬品監督管理分野における「人工知能+」行動の実践?模索を効果的に促進し、人工知能におけるシーンのイノベーションを統括的推進し、ハイレベル監督管理および質の高い発展をより良く支援するため、ここに「医薬品監督管理における人工知能の典型的な応用シーンリスト」(以下「リスト」と略称する)を印刷?配布する。現実の状況を踏まえて、積極的に模索して実施するよう望んでいる。関連事項については下記の通り通達する：

　　一、業務目標

　　指導?示範性があり、発展の潜在力があり、業務上の課題に対応し、需要がひっ迫している15つの応用シーンを列挙した「リスト」は、医薬品監督管理分野における人工知能技術の研究?模索を推進し、人工知能と医薬品監督管理の深い融合の促進を主軸として、各級医薬品監督管理部門が人工知能技術の研究?応用を展開することを規範化?指導し、資源の焦点化を導き、人工知能による医薬品監督管理システムを推進することを目的としている。また、その他の科学研究機関、技術会社、医薬品企業の関連研究?応用の参考と指導に供する。

　　二、組織?実施

　　各組織は自発的能動性を十分に発揮し、人工知能技術の現状と自身の実際の業務ニーズを結びつけ、「リスト」に列挙された典型的な応用シーンを切り口として選択しなければならない。当該組織の監督管理業務部門および情報化技術部門が共同で主導し、人工知能応用実践の模索を協力して展開しなければならない。各組織が大学、科学研究機構、技術企業などの多様な主体と連携し、柔軟で実行可能な協力パターンを採用し、多様なルートを利用して資金と技術支援を積極的に求め、関連技術の研究と実施業務を共同で展開することを推奨する。後期には人工知能技術の進歩および監督管理の融合応用の発展に伴い、各組織はさらに新たな応用シーンを研究?模索し、中国国家局インターネット情報弁公室にフィードバックすることで、「リスト」の内容を徐々に拡充することができる。

　　各組織は人工知能の応用実践業務を展開する際に、ネットワークとデータの安全問題にも注意を払わなければならず、人工知能モデルに関連する監督管理データ資源の類別?等級別保護要件と人工知能計算モデルに必要な計算力の需要に応じて、適切な応用配置プランを選択し、システムとデータのアクセス権限を合理的に設定し、データの漏洩と濫用のリスクを回避し、人工知能技術が医薬品監督管理分野で安全かつ穏健に応用?発展するように確保しなければならない。

　　中国国家局インターネット情報弁公室は、示範?指導性を有し、再現?普及が可能な典型的な応用シーンプロジェクトを適時募集し、スマート監督管理の典型事例または医薬品スマート監督管理モデルプロジェクトとして宣伝および普及を行う。

　　別添：医薬品監督管理における人工知能の典型的な応用シーンリスト

　　国家医薬品監督管理局総合司

　　2024年6月13日

　　(出所：国家医薬品監督管理局サイト2024-06-18)