結核は世界に注目される重大な公共衛生問題の一つである。その内、肺結核は中国B類の法定の報告伝染病であり、中国の法定の深刻な伝染病の一つである。特に近年、耐性結核の危害は日増しに浮かび上がるようになってきた。

　そのため、有効且つアクセス可能の抗耐性結核薬物を提供することは中国結核防止策略における重要なプロセスになった。「全国結核予防治療計画」の実行を保証し、公衆の抗耐性性結核医薬品に対するニーズを満足させ、このような薬物の入手可能性を高めるために、「新薬登録特別審査許可管理規定」と「薬物技術審査評定原則と手順」の関係規定に基づき、国家食品医薬品監督管理局医薬品審査評定センターは抗耐性結核医薬品の登録申請を特別審査許可のプログラムに組み込み、優先的に審査評定を行う。

（出所：CDEウェブサイト　2011年06月03日）