地方の薬材標準は臨床における地域的医薬品使用の特異な需要を満たし、医薬品の安全な使用を保障することに積極的な役割を果たした一方で、外国で導入されているものの輸入の許可を取得していない薬用植物および国内で新発見した薬材を地方の薬材標準に収録する問題や、地方の薬材標準と国家標準における薬物の名称が異なるといった問題等が出ている。

2015年1月16日、国家食品医薬品監督管理総局弁公庁は地方の薬材標準を厳しく管理し、医薬品の安全な使用を保障するために、各省、自治区、直轄市の食品医薬品監督管理局に「地方薬材標準に対する管理を強化通知」を発表し、地方薬材標準への収録が禁止される事例、地方の薬材標準に収録される薬材の名称に関する要求、および各省（自治区と直轄市）の食品医薬品監督管理局が行うべき地方薬材標準の整理、修正などの業務を明確にした。

（出所：CFDAサイト2015-01-16）