公衆に現場で医薬品の検査全プロセスを感じさせ、理解させ、医薬品監督管理部門の公衆とのコミュニケーションを強め、公衆が医薬品監督管理についての提案を対面で聞き取るために、2012年5月16日に、国家食品医薬品監督管理局は医薬品検査オープン日活動を行ない、公衆が中国食品医薬品検定研究院を見学した。
中国食品医薬品検定研究院は法に基づき、医薬品、バイオ製品、医療機器、食品、保健食品、化粧品、実験用動物、包装材料等多分野の製品が審査批准する際に、検査、輸入検査、監督検査、安全評価及びバイオ製品ロット審査批准を担当し、実施する。医薬品、医療機器標準物質と生産検定用ウイルス株の研究、分配と管理を担当する。そして、関係技術研究を行なう。毎年、各種類の医薬品、バイオ製品、医療機器等を検査した量は一万件(ロット)余りに達する。2012年4月末までに、国家実験室資質認定と国家実験室認可を通した検査プロジェクトは9種類2229項目があり、カバーする検査類別及び検査能力は同業種内でトップになった。
オープン日活動の当日、公衆に抗生物質室、漢方薬サンプルホール、分析検査実験室、食品化粧品検定所等四つの室、所及び医薬品快速検査車を見学した。
見学中、国家食品医薬品監督管理局の関係人員は公衆が関心を持つ内容を回答し、そして、意見と提案を聴取した。次の段階においては、国家食品医薬品監督管理局は医薬品審査評価審査批准、医薬品不良反応のモニタリング及び医薬品上場後の再評価等について、不定期にオープン日活動を行う予定である。
(出所:SFDAウェブサイト 2012年05月16日)