1月9日から10日まで、全国医薬品監督管理業務会議が北京で開催された。この会議は、習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想を指針とし、中国共産党第20回全国代表大会と中国共産党第20期中央委員会第2回全体会議の精神を全面的に実施し、中央経済工作会議と第20期中央紀律検査委員会第3回全体会議の決定と展開を誠実に実行し、2023年の仕事を総括し、現状を分析し、2024年の医薬品監督管理業務の重点任務を展開した。市場監督管理総局党組書記兼局長の羅文氏が会議に出席し、スピーチを行った。市場監督管理総局党組メンバーで、国家医薬品監督管理局党組書記兼局長の李利氏が業務報告を行った。国家医薬品監督管理局党組メンバーで、副局長である徐景和氏、趙軍寧氏、黄果氏、雷平氏、国家医薬品監督管理局医薬品安全総監、中央紀委国家監委の市場監督管理総局に駐在する紀検監査組の責任同志が会議に出席した。

　　会議は、過去1年間、全国医薬品監督システムが習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想を指針とし、「四つの最厳」要件を誠実に実施し、「政治を重視し、監督管理を強化し、安全を確保し、発展を促進し、人々の生活に利益をもたらす」という政策が新たな成果を達成し、医薬品監督管理業務が新たなレベルに到達することを指摘した。第一に、党の指導が全面的に強化され、習近平総書記の重要な指示と中国共産党中央委員会の意思決定と配置を実行する体制とメカニズムが改善され、テーマ別教育がしっかりと行われ、重大な国家戦略が積極的に奉仕され、全面的に厳格な党内統制体系をより深く推進する。第二に、医薬品安全性のボトムラインは引き続きしっかりと確立され、最も厳格な監督管理を実施ために複数の措置が同時に講じられ、リスクの特定と是正の質が効果的に向上し、各段階における「両品一機」の動態的な監督管理が強化され、全国の医薬品安全性の状況は全般的に安定した状態を保っている。第三に、イノベーションの活力を刺激する効果は明らかであり、審査承認制度の改革を引き続き深化させ、新薬と良薬の上市ペースを加速させ、防疫薬と機器の審査承認で引き続き良い仕事をし、漢方薬の審査承認メカニズムを改革?改善し、化粧品原料のイノベーションを奨励?支援する。第四に、監督管理における法の支配の構築は堅固な形で推進されており、規制?基準制度の改善を継続し、法の支配に関する広範な広報?教育を実施し、法執行と事件処理における取り組みを強化し、違法行為や犯罪行為に対する強い抑止力を形成する。第五に、監督管理能力の向上が実を結び、監督管理人材の建設を強化し、スマート監督管理の発展を加速し、監督管理科学研究の応用を強化し、国際的な医薬品安全ガバナンスに広く参加し、医薬品監督管理の現代化が堅固に進んでいる。

　　会議では、習近平総書記が医薬品の安全性を非常に重視し、強く懸念していること、医薬品の安全性は個人の健康と生命の安全に関連し、曖昧さが許されないこと、最も厳格な基準、最も厳格な監督、最も厳しい罰則、最も重大な説明責任を実践すべきことを繰り返し強調していることが強調された。全国医薬品監督システムは、高品質の発展を堅持することを新時代の厳しい真理とし、中国式近代化の促進を最大の政治的優先事項とみなし、党中央委員会の医薬品監督管理に対する新たな要求を正確に把握し、医薬品の安全性を確保するために直面する新たな課題を正確に把握し、医薬品の革新と開発の新たな傾向を正確に把握し、大局的思考、ボトムライン思考、システム思考、革新的思考、法治思考を効果的に強化し、医薬品監督管理業務の実績をもって党と国家の全体活動に相応の貢献をする。

　　会議では、以下の事項を指摘した。2024年の医薬品監督管理業務において良い仕事をするためには、習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想を指針とし、中国共産党第20回全国代表大会と中国共産党第20期中央委員会第2回全体会議の精神を全面的に実施し、「四つの最厳」要求を誠実に実施する。安定の中で進歩を求め、進歩を通じて安定を促進し、基盤を固めてから突破することを堅持し、「政治を重視し、監督管理を強化し、安全を確保し、発展を促進し、人々の生活に利益をもたらす」という作業理念に従い、高品質な開発と高レベルの安全性を調整し、医薬品の安全性を強化及び向上させるための取り組みを徹底的に実行し、あらゆる面で医薬品の安全性ボトムラインを固め、医薬品監督管理の改革を深化させ、医薬品監督管理の効能を向上させ、国民の医薬品使用の安全性と有効性を効果的に確保する。医薬産業の質の高い発展を支持し、中国式近代化の推進に医薬品監督管理の力を捧げる。

　　会議では、今年の医薬品監督管理業務について4つの具体的な展開がなされた。1つ目は、医薬品の安全性リスクを予防及び制御するために積極的に戦うことである。医薬品の品質と安全性のリスクの予防と解決を医薬品監督管理の基本的な任務として捉え、リスクの予防と管理に関する積極的な決定を下し、医薬品の安全性の強化と改善活動を継続的に深め、重要な品種、重要な企業、重要な段階の監督管理において適切な仕事を行い、医薬品安全部門の監督管理責任、地域管理責任、企業法人責任の統合と連携を促進し、リスクの芽を効果的に摘み取る。2つ目は、効率的かつ公平な監督管理環境を構築することである。監督指導の役割を十分に発揮し、審査承認制度の改革を深化させ、医薬品の研究開発と革新を積極的に支援し、漢方薬の継承と革新的な発展を促進し、企業と公衆の利便性のレベルを引き続き向上させ、革新的な医薬品と医療機器の研究開発、生産、販売、臨床応用の良循環を支える産業生態系の構築を促進する。3つ目は、医薬品監督管理の近代化を加速することである。システム革新と方法革新を強化し、医薬品監督管理における法治の建設を強化し、監督管理の情報化レベルを継続的に向上させ、監督管理科学研究と国際協力を深化し、質の高い専門的な幹部と人材のチームを構築し、医薬品監督管理の有効性の向上を加速する。4つ目は、党の全面的で厳格なガバナンスの発展をより深く推進することである。第20期中央紀律検査委員会第3回全体会議における習近平総書記の重要な演説の精神を真剣に研究?理解し、常に自己革命の決意を持ち、常に厳格な基調を堅持し、党の政治構築、イデオロギー構築、組織構築、ワークスタイル構築、ディシプリン構築、パーティー構築を強化し、間違いを修正し、同時に正しい概念を確立し、良い仕事ワークスタイルを作成し、引き続き「三つの不腐敗」の包括的な効果を高め、医薬品監督管理幹部の精神鍛錬と能力訓練を強化し、質の高い党建設で医薬品監督管理事業の質の高い発展を主導する。

　　中央と国家機関の関係部門の同志が会議に出席するように招待された。国家医薬品監督管理局機関副司級以上の幹部、各直属部門の党政の主要責任同志及び北京の直属部門の指導チームのメンバー、各省、自治区、直轄市及び新疆生産建設兵団の医薬品監督管理部門の主要責任同志と弁公室主任が会議に出席した。

　　(出所：国家医薬品監督管理局サイト2024-01-10)