2015年10月、国務院の許可のもとで、衛生計生委員会など16の政府部門は医薬品価格交渉関係政府部門共同会議という制度を確立し、専門家を招いて国内の特許薬品と独占専売医薬品の状況をまとめ、中国における公共衛生と疾病予防治療の需要を考慮に入れ、価格交渉を行う第一群医薬品を選定し、交渉グループを設立し、交渉の流れと戦略を策定すると同時に、交渉と監督のメカニズムも確立した。同年11月下旬、初の医薬品価格交渉を本格的に開始した。2016年5月20日、第一群医薬品価格交渉結果を公表した。そのうち、最先端慢性B型肝炎治療薬であるテノホビル、非小細胞肺癌分子標的治療薬であるアイコティニとジーフィティニの価格は公立病院が以前発表した調達価格より、いずれも50%下がり、周辺の国々（地域）とほぼ同様になった。

（出所：中国医薬新聞2016-05-20）