最近、国家発展と改革委員会は5月1日から一部の消化器系医薬品の最高の小売限定価格を調整するとの通知を発布した。今回の価格調整は共に53品目、300件以上の剤型規格を及び、平均値下げ幅は17%で、その内、高価医薬品の平均下げ幅は22%に達した。
国家発展と改革委員会の関係責任者は、国家発展と改革委員会はより一層改革に力を入れ、医療改革の新しい情勢の要求に適応する医薬品価格管理制度を研究し、価格形成メカニズムを更に整備させると示した。そして、当面、以下の六つの面において相応業務を強化し、改善すると指摘した。
一、コストと出荷価格についての調査及びモニタリング業務を強化することを通じ、最高限定価格レベルを合理的に決定することに基礎を築き上げる。
二、医薬品価格の決定方法を改善し、一部の医薬品について、薬物経済性評価と国際価格と比較する方式で価格決定を探求し、一部の医薬品について、統一に価格決定の試行を探求する。
三、高価格医薬品を値下げする力を更に増加し、特に、外資系初発医薬品を値下げする。
四、医薬品生産流通分野の改革に協力し、医薬品流通の段階においての価格を規範することに力を入れ、医薬品流通企業の整合と最適化を促進し、現代的な物流産業の形成を激励する。
五、医薬品価格の動態的な調整メカニズムを作り上げ、医薬品生産コスト及び市場価格の変化等の要素に基づき、適時に医薬品価格を調整する。
六、医薬品イノベーションを激励する新しい価格政策を研究、実施し、国際レベルに達したジェネリック医薬品に対して、政策的なサポートを与える。
(出所: 医薬経済報 2012年03月30日)