科学技術部は2011年11月15日に正式に、科学技術部、衛生部、国家食品医薬品監督管理局などの多数の部門が共同で制定した「医学科学技術発展“第十二期五ヵ年”計画」（以下「計画」と略す）を配布した。

　 「計画」では、「第十二期五ヵ年」期間中に、医学科学技術の発展は、医学発展を健康に促進、組織バターンを協同研究、医療サービスを整合集成、産業発展を独立イノベーションするなど四つの面でイノベーションを推進し、初歩的に中国の特徴にふさわしく、開放的且つ連合的な、メカニズム革新、共同で難関に挑むなどの特徴を具える新型国家医学科学技術イノベーションシステムを構築し、重点的に予防、診断、治療、リハビリと保健新技術と新製品を攻略すると指摘された。

　 「計画」の「八つの重点任務」の中では、基礎研究を重要視し、重点的に慢性非伝染性疾病、伝染性疾病、個体発育、老衰と老衰に関係する疾病、脳科学と認知科学、漢方薬などの多分野での基礎研究を展開することを明確した。

　 同時に、「計画」は重大な新薬、医療器械、漢方薬近代化を中心に、バイオ医薬戦略性新興産業、大型健康産業の育成、中高級医療製品の国産化能力、産業の規模と技術競争力を向上させ、発展させるのを促進する同時に、医療サービス能力の向上に産業サポートを提供すると指摘した。

　 各目標を順調に実現することを確保するために、関係部門は新薬の研究開発、伝染病予防・コントロールに対する研究を強化する基礎を踏まえて、より一層転換医学、予防医学、臨床研究及び医療器械などの分野へのサポートに力を入れ、また積極的に優位性がある資源を整合し、人材の能力を向上させ、国際交流と提携を促進するよう求めた。同業者一同は、計画の発布は医薬品産業のイノベーション発展の推進に資すると考えているようである。

（出所：医薬経済報　2011年11月18日）