2011年8月4日に、国家発展と改革委員会は一部のホルモン、内分泌調節系と神経系統系など医薬品の最高小売価格を調整し、2011年9月1日から実施されるとの通知を発布した。

通知では、一部分のホルモン、内分泌調節系と神経系統系などの医薬品の最高小売価格を引き下げると規定した。調整後の価格につき、個々に価格が設定される医薬品については、通知と同時に発布された「個々に価格が設定される医薬品の最高小売価格」という規定に基づき、執行する；統一に価格を決定する医薬品については「統一に価格を設定される医薬品の最高小売価格」の規定に基づき、執行する。各医療衛生機構、社会小売薬局及びその他の薬品生産経営機関が販売した関する医薬品の価格は今回に公布された価格を上回ってはいけないと規定した。

通知では、関係する品目の生産又は輸入が既に停止されたことにより、元のノボ・ノルディスク社が製造した組み換え型ヒューマン生長ホルモン注射剤、イギリス株式会社ラッセルが製造したゲストリノン・カプセル、バイエル社が製造したクロドロン酸ジナトリウムタブレット及びファイザー株式会社が製造したニセルゴリン注射剤などの製品の単独定価を取り消し、アルミトリン-ラウバシンの統一に決定した価格及び単独に決定した価格を取り消すことにしたと指摘した。通知では、各省、自治区、直轄市の価格主管部門が医薬品価格に対する監督検査及び医薬品市場での売買価格に対する監督管理業務を強化すべきだと求めた。

（出所：中国医薬報　2011年08月08日）