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サイトについて2016年6月3日、中国商務部は「2015年医薬品流通業界運営状況に関する統計、分析報告書」を発表した。報告書によると、2015年医薬品流通業は国内外の経済環境、国内医薬改革の深化などの影響を受けたため、「インターネット+」というモデルが業態の多元化、新しい技術の開発を促したにもかかわらず、全体的には成長が緩やかになっていた。オフラインで行われる業界間協力も医薬流通業界における総合的なサービス提供への転換に契機をもたらした。以下はCFDA南方研究所経済研究室が報告書に基づいてまとめたデータである。
市場の全体状況
2015年全国医薬品流通業の売上総額16613億元，前年同期比10.2%増，増加速度、前年同期より5ポイント減。
医薬品流通業界概況
（単位：億元）
利益状況は前年とほぼ同じ
医薬品流通に直接かかわる企業（社）
販売品目の分類
取引様式
三大経済エリア販売額の比率
2015年上場事情
医薬品流通業
上場企業の数：20社，新規上場 4社（IPO：老百姓、益豊薬房、華通医薬，資産交換：人民同泰）
時価総額100億元以上：国薬ホールティングス、上海医薬（いずれも時価総額400億元以上）、華東医薬、九州通、国薬一致、瑞康医薬、老百姓、国薬股フェン、中国医薬、一心堂、益豊薬房、嘉事堂、柳州医薬
売上高と利益
流通業の主な特徴
・増加速度が緩やかになる傾向：国内外の経済状況、医薬改革から影響を受け、医療保険金制限や医薬品関係Eコマースなどによる衝撃もあり、売上高と利益はいずれも増加が緩やかになった。
・集中度が継続的に向上：医薬品卸売企業と小売企業は「二種類証票制」の実施、新版GSP、常勤薬剤師採用人数などの要因で、再編と統合を行い、集中度がいずれもより向上した。
・Eコマースのサービスモデルの多元化：「インターネット＋」という背景のもとで、新しいビジネスモデルが相次いで現れ、業界の融合、資源の統合が実現でき、ビッグデータ分析システムの最適化とさらなるニーズ発掘によって業界の発展を促進するのが成り行きになった。
オンライン医薬品取引・サービス資格取得企業の数
・2015年、全国でCFDAが発行した「オンライン医薬品取引・サービス資格証書」を取得した企業が合計517社に達し、2014年より164社増えた。
単位：社
B2C
個人消費者に製品を提供
B2B
企業間取引
B2A
第三者取引・サービスプラットフォーム
卸売企業および小売り企業の集中度
・強者はより強くなるという傾向がある。卸売企業の集中度が明らかに上昇しただけではなく、小売企業のほうも新版GSPの実施および常勤薬剤師採用人数の増加でチェーン店出店率と集中度がいずれも高まった。
（出所：医薬経済新聞2016-06-28）