2014年、我国医薬関係輸出入総額は980億ドルで、前年同期比で9.3%増加した。医薬対外貿易成長を促進する主な要素の一つとしての西洋薬製剤は輸出入総額の増加幅が15.6％に達し、医薬対外貿易全体の増加幅よりも6.3ポイント高かった。2014年、我国西洋薬製剤輸出入総額は157億2000万ドルに達し、15.6％も増加した。そのうち、輸出額は前年同期比8.4%増の29億4000万ドルで、輸入額は前年同期比15.6%増の127億8000万ドルで、貿易赤字は98億4000万ドルだった。

近年、我国製剤対外貿易企業は製品のレベルアップ、産業の移転と構造の調整を行いつづけ、国際認証を速めた結果、製品は世界160以上の国と地域に輸出したものの、我国製剤対外貿易分野は依然として企業が比較的散在し、規模と優位性を持たないため、開拓により力を入れる必要があるというボトルネックが存在している。

図1：2014年我国各月製剤輸出入増加速度について

（出所：中国医薬報2015-04-03）