2104年、我国西洋医薬品類製品の輸出額は313億7000万ドルに達し、前年同期比で9.28%増加し、年間医薬関係輸出額増加率より1.9ポイント高かった。輸入額は262億3700万ドルで、前年同期比で16.83増加し、年間医薬関係輸入額の増加率より5.1ポイント高かった。輸出入の増加幅はいずれも2013年より明らかに拡大した。

西洋医薬品類製品の三大分類である原薬、製剤、バイオ医薬品の対外貿易増加率はいずれも我国医薬対外貿易の全体増加率を超え、2014年我国西洋医薬品類製品の対外貿易が普遍的に回復傾向にあったことを示した。

原薬

輸出：原薬は依然として輸出の主力軍で、その輸出額は全体の82.43%まで占めた。西洋薬品製剤とバイオ医薬品の輸出額はそれぞれ9.37%、8.21%を占めた。

輸入：西洋医薬品製剤は主要輸入品目で、輸出額の48.7%を占めた。また、原薬とバイオ医薬品の輸入額はそれぞれ32.55%、18.74%を占めた。

製剤

輸出：2014年、我国の西洋医薬品製剤輸出額は29億4000万ドルで、前年同期比で8.4%増加し、西洋医薬品製剤のアメリカ、欧州連合加盟国のようなハイエンド市場への輸出も増加した。そのうち、アメリカへの輸出幅は29%までも達した。アセアン、ブラジルとロシアという三つの新興市場への輸出はそれぞれ20%。21.6%と16.5%増加した。多くの中央アフリカと東アフリカの国々への輸出幅も40%を超えた。

輸入：2014年、我国の西洋医薬品製剤の輸出額は127億8000万ドルで、前年同期比で15.6%だった。

バイオ医薬品

輸出：2014年、我国バイオ医薬品の輸出額は25億7500万ドルで、前年同期比で7.4%増加し、2013年の安定増加傾向は続いた。

輸入：2014年、我国バイオ医薬品の輸入も2013年の状況が継続し、引き続き顕著に増加した。輸入額は49億1700万ドルに達し、前年同期比で26.23%増加した。

（出所：医薬経済報2015-03-17）