新版GMP認証合格率が60%
2013年12月31日まで、796社の無菌医薬品メーカーのすべての作業場または一部の作業場が新版GMP認証に合格した。
全国の無菌医薬品メーカーは1319社、そのうち、認証に合格したメーカーは796社にのぼり、全体の60.3%を占めた。また、現場検査を受けたメーカーは855社で、64.8%を占めた。
国家医療保険使用可能医薬品目録(2013年版)に収録された無菌医薬品が全体の98.7%
産業の集中度が一層高まったため、全国製薬企業トップ500社の中で注射剤生産に携わる企業のうち、新版GMP認証を申し込まなかったのは22社だけだ。
新版GMPの実施で撤退した企業は主に規模の小さい一般医薬品メーカーで、上場会社は競争パターンの変化で有利な立場になった。
健康食品産業の成長率が約29%
2012年、我国健康食品製造業の総売上高は前年同期比28.66%増の867.03億元に達し、売上高営業利益率は21.90%になり、総利益は189.86億元に達した。健康食品産業は穏やかな成長ぶりと良好な発展態勢を呈していた。
食品産業の総生産高が約9万億元
2012年、我国の食品産業(食品加工業、食品製造業、酒・飲み物・精製茶製造業、タバコ製品産業を含む)の総生産高は前年同期比21.7%増の8.96万億元に達した。また、その売上高は前年同期比21.1%増の8.8万億元に達した。食品市場の供給と需要はバランスを保ち、製品の年間販売率は98.3%で全国工業製品の平均値より0.3ポイント高かった。
2012年、規模以上食品企業(年間売上高が500万元に達する食品企業)は33692社に達し、同類工業企業の10.1%を占めた。その従業員は707.04万人に達し、前の年に比べて39.70万人が増加した。その総利益は前年同期比25.2%増の6571.47億元に達した。その売上高は前年同期比19%増の8.8万億に達し、増加速度は工業企業の平均値より7.9ポイント大きい。
化粧品産業の利益が60億超
2012年、我国の化粧品産業は生産高が前年同期比10%増の861.06億元に達し、穏やかに成長した。また、その売上高は前年同期比20.55%増の843.01億元に、総利益は64.12億元に、利益率は7.61%に達した。化粧品産業は利益率が比較的に高い産業の一つになった。
医療機器市場の成長率が27%増
統計によると、2012年、我国の医療機器(衛生関係材料を含む)産業の市場規模は約2700億元に達した。ここ10年間で約27%も成長し、先進国の水準をはるかに超えたため高い将来性があると思われる。
(出所:医薬経済報2014-01-06)