最近、中国医薬保健品輸出入商会は全世界の税関から収集された2012年のデータを分析した。そのデータによると、2012年に中国医療器械の輸出総額は300.62億ドルに達し、前年同期比で13.03%増加し、増加幅が他の国より大きかった。そのうち、医療器械の輸出額は175.9億ドルで、前年同期比で11.96%増加した。輸入額は124.72億ドルで、前年同期比で14.56%の増加。輸出入黒字は51.17億ドルで、前年同期比で6.09%の増加になった。医療器械輸入貿易において特に注目すべきなのは三つの点。（一）輸入先がより一層集中。（二）高付加価値製品の輸出額が巨大になっている。（三)輸入額が1000万ドルに達する企業が前年同期比で著しく増加したという三点だ。

中国が輸入した医療器械のうち、31種類の製品の輸入額が1億ドル規模に達した。この31種類の製品は、主に診療用の通常設備、カラー超音波診断装置、身体的欠陥治療のためのリハビリ器械、X線断層検査機器、内視鏡、医療用カテーテル、核磁気共鳴画像装置などの高付加価値製品だった。また、整形用器械の輸入額の増加幅（72.59%）が最も大きく、そのうちの一部は整形美容器械だった。これにより韓国も中国にとって第四の医療器械輸入先になった。

表1.2012年中国医療機器貿易情況

表2.2012中国医療機器主な輸入先

（出所：中国医薬報　2013-02-27）